平成29年度 宇陀市立病院 病院指標
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0〜 | 10〜 | 20〜 | 30〜 | 40〜 | 50〜 | 60〜 | 70〜 | 80〜 | 90〜 |
患者数 | ー | 14 | 17 | 32 | 46 | 117 | 344 | 522 | 601 | 197 |
平成30年度病院情報の公開集計条件の集計方法により、患者数10件未満は-(ハイフン)としております。
集計期間は、平成29年4月1日から平成30年3月31日で、その期間に当院を退院した患者であり、一般病棟へ1回以上入院した患者について集計をしています。数値には、労災保険・自動車賠償責任保険・自費診療の患者は含まれておりません。
また、24時間以内死亡患者や1回の入院が、地域包括ケア病棟へ入院のみの患者も除外しています。
当院の地域柄、70歳以上の患者が69.84%と7割近くを占め、28年度より1.2%増加しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
●内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
060100xx99xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)手術なし | 154 | 1.03 | 3.00 | 0.00 | 67.50 | |
050130xx99000x | 心不全 手術なし 手術・処置1等なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 51 | 24.94 | 17.95 | 1.96 | 86.67 | |
0400801499x002 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なしA-DROPスコア2 | 31 | 26.32 | 15.29 | 0.00 | 86.10 | |
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 26 | 33.73 | 21.25 | 7.69 | 89.54 | |
0400801499x001 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なしA-DROPスコア1 | 23 | 16.48 | 13.60 | 4.35 | 86.26 |
DPCコードは、入院全期間を通じて人的・物的医療資源を最も投入した病名を1つ決め、どのような手術や処置が行われたか、また併存病名の有無にもより14桁の診断群分類(DPCコード)が決定されます。決定されたDPCコードごとに一日当たりの入院料が決められています。
平均在院日数(自院)は、当院に入院していた日数の平均値です。平均在院日数(全国)は、厚生労働省より公開されたものです。全国平均値は急性期の一般病棟のみの平均ですが、当院の平均在院日数は一般病棟だけでなく地域包括ケア病棟の入院期間も含むため、全国平均に比べて長くなる傾向にあります。
転院率は、他の病院に転院した患者数を各DPCコードごとの全退院患者数で除したものです。平均年齢は、入院時の年齢の平均値です。
患者パスは、すべての診療科において公開しておりません。
●小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)手術なし
大腸ポリープ検査を目的とした入院です。大腸内視鏡検査を行い検査後退院が可能です。
がんの死亡率では近年、大腸がんが上位になっており、大腸がん検診をお勧めします。
●心不全 手術なし 手術・処置等なし 手術・処置等2なし 副傷病なし
心不全の入院です。一般病棟にて急性期の治療を終えた後、地域包括ケア病棟にて在宅復帰に向け療養を行っていただきます。当院平均在院日数は、24.94日で全国平均より長くなっていますが、一般病棟での平均在院日数は、14.5日です。
●肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なしA-DROPスコア2
●肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なしA-DROPスコア1
急性肺炎・細菌性肺炎での入院です。A-DROPとは、肺炎の重症度分類です。年齢、脱水、呼吸、見当識、血圧の項目において基準値が決められており、1つでも該当すればスコア1となります。スコア1,2はどちらも中等度にあたります。一般病棟にて急性期の治療を終えた後、地域包括ケア病棟にて在宅復帰に向け療養を行っていただきます。当院平均在院日数は、スコア1が16.48日。スコア2が26.32日と重症度の高い方が在院日数が長い傾向になっています。一般病棟での平均在院日数は、スコア2が10.8日、スコア1が10.0日です。
●誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし
食物の誤嚥による肺炎です。一般病棟にて急性期の治療を終えた後、地域包括ケア病棟にて在宅復帰に向け療養を行っていただきます。
当院平均在院日数は、33.73日で急性肺炎より高齢者が多く、入院期間も長い傾向となっています。長期療養病床への転院率も高くなっています。一般病棟での平均在院日数は、20.3日です。
この他、DPC対象外のために本統計には集計されていませんが、大領ポリープ切除手術の症例にも数多く対応しています。
●外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
060100xx99xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)手術なし | ー | ー | 3.00 | ー | ー | |
060020xx99x1xx | 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等21あり | ー | ー | 23.93 | ー | ー | |
060040xx99x00x | 直腸肛門(直腸S状部からの肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | ー | ー | 9.45 | ー | ー | |
060102xx99xxxx | 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし | ー | ー | 7.89 | ー | ー | |
060185xx99x0xx | 潰瘍性大腸炎 手術なし 手術・処置等2なし | ー | ー | 12.63 | ー | ー |
すべてのDPCコードにおいて患者数が10件未満です。
●整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
160800xx01xxxx | 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 57 | 53.61 | 27.63 | 5.26 | 84.70 | |
070050xx97xxxx | 肩関節炎、肩の障害(その他) 手術あり | 47 | 53.04 | 25.65 | 0.00 | 68.81 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし | 41 | 11.00 | 5.49 | 0.00 | 65.02 | |
160610xx01xxxx | 四肢筋腱損傷 靱帯断裂形成手術等 | 38 | 56.13 | 20.87 | 0.00 | 65.68 | |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。)人工関節再置換術等 | 29 | 46.52 | 26.26 | 0.00 | 76.14 |
自院の平均在院日数が全国平均在院日数より長くなっているのは、一般病棟にて急性期の治療を終えた後、地域包括ケア病棟にて在宅復帰に向け療養を行っているためです。
●股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等
股関節大腿近位骨折(大腿骨頚部骨折・大腿骨転子部骨折)に対し、観血的手術や人工骨頭挿入術を施行します。手術後、地域包括ケア病棟にてりリハビリ療養を行います。一般病棟での平均在院日数は、24.5日です。
●肩関節炎、肩の障害(その他) 手術あり
●四肢筋腱損傷 靱帯断裂形成手術等
経年齢性変化によって腱板が脆弱化し断裂する場合の肩腱板断裂が肩関節炎のDPCコードになり、外傷による肩腱板断裂が四肢筋腱損傷のDPCコードになります。手術は、関節鏡下による肩腱板断裂修復術が多く施行されています。術後一般病棟にて急性期の治療を終えた後、地域包括ケア病棟にてリハビリ療養を行います。一般病棟での平均在院日数は非外傷性が13.3日で外傷性が15.0日です。
●前腕の骨折 手術あり 副傷病なし
転倒などにより、前腕の骨折(橈骨遠位端骨折)に対し観血的手術を施行します。
●膝関節症(変形性を含む。)人工関節置換術等
加齢による膝関節の変形等に対し、人工の膝関節に置換する手術を施行します。手術後、地域包括ケア病棟にてリハビリ療養を行います。一般病棟での平均在院日数は11.9日です。
上記のような骨折や関節疾患の他、脊椎疾患への対応も多く行っています。
●眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
020250xx97xxxx | 結膜の障害 手術あり | ー | ー | 3.40 | ー | ー | |
020180xx97x0x0 | 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし片眼 | ー | ー | 8.27 | ー | ー | |
020180xx97x2x0 | 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等22あり片眼 | ー | ー | 13.33 | ー | ー | |
020200xx9710xx | 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | ー | ー | 7.72 | ー | ー | |
020220xx97xxx0 | 緑内障 手術あり片眼 | ー | ー | 9.15 | ー | ー |
すべてのDPCコードにおいて患者数が10件未満です。
この他、DPC対象外のため本統計には集計されていませんが、白内障手術症例に数多く対応しており(年間100症例)眼科で最も多い症例となっています。
●神経内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
010155xxxxx2xx | 運動ニューロン疾患等 手術・処置等22あり | 15 | 10.20 | 17.80 | 0.00 | 66.33 | |
010060x2990400 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 発症前Rankin Scal3、4又は5 | ー | ー | 20.18 | ー | ー | |
0160060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 発症前Rankin Scal0、1又は2 | ー | ー | 16.54 | ー | ー | |
010155xxxxx00x | 運動ニューロン疾患等 手術・処置等2なし 副傷病なし | ー | ー | 14.14 | ー | ー | |
160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)手術なし 副傷病なし | ー | ー | 20.57 | ー | ー |
●運動ニューロン疾患等 手術・処置等22あり
運動神経が選択的に障害され、運動神経以外はほとんど障害されない進行形の神経変性疾患を総合的に運動ニューロン疾患といいます。定期的に点滴治療をおこなっています。
●泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
110200xx02xxxx | 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術 | 15 | 19.27 | 9.98 | 0.00 | 83.27 | |
110070xx0200xx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 11 | 12.45 | 7.44 | 0.00 | 80.00 | |
110080xx02x0xx | 前立腺の悪性腫瘍 精巣摘出術 手術・処置等2なし | ー | ー | 6.10 | ー | ー | |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし | ー | ー | 12.43 | ー | ー | |
110080xx01x0xx | 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし | ー | ー | 13.39 | ー | ー |
●前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術
前立腺肥大症に対して、内視鏡的に行う経尿道的前立腺手術はTUR-Pと称され前立腺手術の標準的な術式です。当院では最近、レーザーによる前立腺手術も行っています。
●膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし
浸潤性でない膀胱癌に対して、内視鏡的に経尿道的手術を行います。
この他、DPC対象外のため本統計には集計されていませんが、前立腺針生検法による前立腺癌の診断への対応も数多く行っています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類基準(※) | 版数 | |||||
StageⅠ | StageⅡ | StageⅢ | StageⅣ | 不明 | ||||
胃癌 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
大腸癌 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
乳癌 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
肺癌 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
肝癌 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
現在、日本で最も多い「胃癌」「大腸癌」「乳癌」「肺癌」「肝癌」の5大癌の患者数を、UICC病気分類の初発・再発別に集計したものです。(患者数は、延べ人数となっています。)
UICC病気分類とは、腫瘍の大きさ・リンパ節の転移の有無・他の臓器や組織への転移の有無という3つの基準を元に、StageⅠ(早期)からⅣ(末期)の4つの病期に分類するものです。
「初発」とは、当院で癌と診断した場合、または当院で癌に対して初回治療を行った症例をいいます。「再発」とは、初回治療の終了後(他施設での治療を含む)、当院で治療を継続した場合、または癌の再発・転移が認められた症例をいいます。
当院では、早期胃がんの患者に内視鏡的早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術施行しています。
胃がん以外の患者数は、10件未満です。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
軽症 | 13 | 6.62 | 51.31 |
中等症 | 87 | 26.94 | 83.99 |
重症 | 17 | 37.18 | 89.47 |
超重症 | ー | 45.00 | 91.60 |
不明 | 0 | 0 | 0 |
市中肺炎とは、病院外で日常生活を送っていた方が発症する肺炎のことをいいます。(誤嚥性肺炎、インフルエンザ肺炎、ウィルス性肺炎は除きます。)
重症度は、日本呼吸器学会が定めた成人市中肺炎診療ガイドラインに基づき集計しています。
当院では、中等症の患者が最も多くなっています。重症度が高くなるにつれ、平均在院日数も長くなり、平均年齢も高くなっています。
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
3日以内 | 27 | 42.96 | 82.44 | 24.14 |
その他 | ー | ー | ー | ー |
脳梗塞治療では迅速な治療が重要なため、発症日から「3日以内」と「その他」で分類した集計結果を示しています。
当院の脳梗塞患者のほとんどが、発症から3日以内です。当院での治療後にも長期療養が必要な患者は転院して頂いており、長期療養病床への転院も24%となっています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
●内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2㎝未満) | 88 | 0.00 | 0.91 | 0.00 | 69.81 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術) | 11 | 0.18 | 9.73 | 0.00 | 75.64 | |
K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2㎝以上) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K664 | 胃瘻増設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K5222 | 食道ステント留置術 | ー | ー | ー | ー | ー |
Kコード・名称は、厚生労働省による診療報酬点数表に記載のものです。
平均術前日数とは、入院日から手術日までの平均日数です。(手術日は含みません)平均術後日数とは、手術日から退院までの平均日数です。(手術日は含みません)
転院率は、他の病院に転院した患者数を各手術ごとの全退院患者数で除したものです。すべての診療科において、患者パスは公開しておりません。
●内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
EMR(内視鏡下粘膜切除術)という、粘膜下にボスミン添加ブドウ糖あるいは、生理食塩水を注入して、粘膜を含めた腫瘍やポリープを粘膜下層より浮き上がらせて切除する方法です。ポリープの長径が2㎝未満が9割を占めています。
●内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術)
早期悪性腫瘍に対して、病変の周囲に電気的にマーキングを行い、粘膜下層にボスミン添加ブドウ糖液と止血剤を局所注入し病変を浮き上がらせて電気的に粘膜下層を剥離する方法です。出血などがあれば止血鉗子で電気凝固により止血処置をします。
●胃瘻増設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術)
経口摂取が不十分な患者、誤嚥性肺炎の危険性がある患者、または胃内容物の停滞を呈する患者に対して、腹壁から直接到達する経路を内視鏡を使って造設し、栄養管理を行います。
●食道ステント留置術
食道狭窄に対して、自己拡張機能を有する筒状の金属篭で作られたステントを使用して、狭窄部を拡張します。これにより、摂食障害の患者も経口摂取が可能となります。
●外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | ー | ー | ー | ー | ー |
●鼠径ヘルニア手術
鼠径部に発生するヘルニアで、外鼠径ヘルニアと内鼠径ヘルニアとがあります。外鼠径ヘルニアの方が発生率が高い傾向です。患者数は10件未満です。
●整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K08041 | 関節鏡下肩腱板断裂手術(簡単) | 70 | 1.10 | 54.99 | 0.00 | 67.14 | |
K0461 | 骨折観血的手術(肩甲骨、上腕、大腿) | 53 | 5.06 | 43.58 | 3.77 | 81.34 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕、下腿、手舟状骨) | 43 | 1.53 | 19.33 | 2.33 | 66.98 | |
K0821 | 人工関節置換術(肩、股、膝) | 42 | 2.67 | 45.17 | 0.00 | 75.74 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(肩、股) | 33 | 8.33 | 50.45 | 6.06 | 83.88 |
●関節鏡下肩腱板断裂手術(簡単)
肩腱板断裂(外傷性、非外傷性含む)に対して、関節鏡的に断裂した腱断端をスーチャーアンカー(縫合用の糸のついた釘固定具)を用いて骨に固定する方法です。あるいあは、周囲の健常な腱に縫い付ける場合もあります。断裂が5㎝未満のものをいいます。すべて予定入院で、入院翌日に手術を施行し術後10日前後で地域包括ケア病棟にてリハビリ療養を行います。一般病棟での平均在院日数は、12.9日です。
●骨折観血的手術(肩甲骨、上腕、大腿骨)
●骨折観血的手術(前腕、下腿、手舟状骨)
骨折部に対して、手術的に開いてスクリューやプレート、ピン、ワイヤーなどで固定する方法です。当院では、多い部位から大腿骨部、前腕部、下腿部となっています。一般病棟での平均在院日数は、大腿骨部で23日、下腿部前腕部では、12.1日です。
●人工関節置換術(肩、股、膝)
骨頭側だけでなく、関節窩側にも破壊、変形、癒着などがあって、動きが悪い・運動痛が強い・不安定で支持性が低いなどの障害があるときに骨頭側と関節窩側の両方を人工関節に入替え、関節機能の再建を図る方法です。当院で多いのは、膝関節、股関節の順になっています。一般病棟での平均在院日数は、12.1日です。
●人工骨頭挿入術(肩、股)
肩関節の上腕骨頭や股関節の大腿骨頭が壊れ、骨頭を保存しての治療が困難なとき、骨頭を金属の骨頭(柄つき)と入替え関節機能を取り戻す方法です。当院では、大腿骨頭の挿入術が多く施行されています。一般病棟での平均在院日数は、25.8日です。
●眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) | 118 | 1.00 | 8.17 | 0.00 | 78.12 | |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K224 | 翼状片手術(弁の移植を要する) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K2172 | 眼瞼内反症手術(皮膚切開法) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K2192 | 眼瞼下垂症手術(筋膜移植法) | ー | ー | ー | ー | ー |
●水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの)
水晶体の混濁により視力が低下した場合、混濁した水晶体を除去しただけでは通常は網膜に焦点が合わなくなるので代わりのレンズが必要となります。人工的に挿入するレンズを眼内レンズといい、眼内レンズを挿入することにより視力の回復を図ります。当院では、すべて予定入院で入院翌日に手術を施行しています。
水晶体再建術以外の患者数は、10件未満となっております。
●泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K8412 | 経尿道的前立腺手術(その他) | 15 | 4.53 | 13.73 | 0.00 | 83.27 | |
K8036ロ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他のもの) | 12 | 3.42 | 15.00 | 0.00 | 79.83 | |
K830 | 精巣摘出術 | ー | ー | ー | 0.00 | 80.63 | |
K773 | 腎(尿管)悪性腫瘍手術 | ー | ー | ー | 0.00 | 69.75 | |
K7981 | 膀胱結石、異物摘出術(経尿道的手術) | ー | ー | ー | 0.00 | 78.67 |
●経尿道的前立腺手術
経尿道的前立腺手術は、TUR-Pと称され前立腺手術の標準的な術式です。その他とは、灌流液として非電解質液(ウロマティック)を使用した場合をいいます。
●膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他のもの)
浸潤性でない膀胱癌に対して、内視鏡的経尿道的に切除する方法です。TUR-BTと称されます。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | ー | ー |
異なる | ー | ー | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | ー | ー |
異なる | ー | ー | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | ー | ー |
異なる | ー | ー | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | ー | ー |
異なる | ー | ー |
患者数がすべての項目において10件未満です。
更新履歴
- 2018.10.1
機能評価係数2の保険診療指数における「病院情報」を公開しました。