放射線技術科
当診療科のご案内
放射線技術科は、当院が掲げる「信頼と感謝」を合言葉に、放射線科医師7名(非常勤)、診療放射線技師8名(女性技師3名)、看護師2名、事務員1名によるスタッフで構成しています。
最先端の高度医療機器を導入したことにより、患者さまに安全で質の高い画像を提供し、画像診断の充実を図ることができるようになりました。
CT検査、MRI検査、骨密度検査、X線テレビ透視検査は予約制ですが、緊急症例には当日対応しております。
また、地域連携課経由での医療機関のご紹介による画像検査も適宜行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
診療放射線技師行動指針
- 医療を求める人に対して、優しさ・思いやり・温もりの心で奉仕します。
- チーム医療の一員として専門分野の責任を全うします。
- 安全で質の高い画像を提供するため常に学習します。
外来担当医表
業務内容
一般X線撮影検査、CT検査、MRI検査、X線テレビ透視検査、マンモグラフィー検査、骨密度測定検査(心臓カテーテル検査)
一般X線撮影検査
一般X線撮影検査は胸部や腹部撮影、全身の骨・関節の撮影を行います。
デジタルX線画像診断システムにより、先進テクノロジーによる高精度のX線画像診断が可能なフラットパネルディテクタ(FPD)を導入しておりコンピュータによる画像処理により鮮明な画像が得られます。
CT装置
64列128スライス同時データ収集が可能なCTが稼動しております。
非常に短い時間で検査が終わり、患者さまの負担を少なくできます。
また、今までよりは少ない被ばくで検査が受けられます。
より少ない負担で心臓CT検査も行えます。
MRI検査
磁気とラジオ電波を用いて身体の内部を画像化します。
X線による被ばくがない検査法で、全身の臓器のいろいろな方向の断面を観察することができます。
特に頭部や脊髄の検査に有用とされており、造影剤を使用せずに血管を見ることができるため、非侵襲的に頭部の動脈瘤や下肢の血管閉塞を診断するのにも役立ちます。
X線テレビ透視検査
最新式デジタルX線テレビ装置により、食道、胃、腸などの消化管検査・内視鏡併用造影検査や整形外科領域の検査で病変の早期発見・早期治療を行っています。
マンモグラフィー検査
マンモグラフィーは乳房専用の撮影検査です。
触診では診断できない小さなしこりや微細な石灰化を画像化し、乳がんの早期発見に役立ちます。
乳がん検診も実施しており、主に女性技師が担当しております。
お気軽にお問い合わせください。
アンギオ検査
アンギオ検査は、細い管(カテーテル)を血管内に挿入し、造影剤を使って様々な血管を選択的に造影する検査です。
検査の種類には、心臓カテーテル検査・腹部血管造影検査・四肢血管造影検査などがあります。
最近では、検査だけではなく血管内に挿入したカテーテルを用い、血管拡張術や動脈塞栓術など、治療を目的とするIVRが主になっています。
アンギオ検査では、医師・看護師・診療放射線技師・臨床検査技師等、様々なスタッフが協力しあいチーム医療を行っています。
骨密度検査
骨密度検査は、腰痛や骨折の原因となる病気「骨粗しょう症」を早期に発見するため、腰椎や股関節等を極めて少ないX線でスピーディーに測定を行います。
検診も実施しています。
デジタルX線TVシステム(令和5年度更新)
独自のリアルタイム画像処理技術と低線量のための技術を搭載しており、照射線量は従来に比べて65%も低減しています。
消化管、肝胆膵、泌尿器、呼吸器、血管、整形領域など、幅広い分野で高画質と低線量を両立した検査を行うことができます。
診療実績
主疾患と入院・外来患者数
主な手術や処置の件数(2020年度)
主な件数、特殊な検査の件数(2020年度)