第55回全国自治体病院学会 (富山市)にて学会発表を行いました
平成28年10月20~21日に富山市で開催されました第55回全国自治体病院学会において、当院から職員が参加し臨床医学分野および地域医療・連携・福祉分野でそれぞれ学会発表を行いました。
「時間外CT撮影実績の検討」
内科 松島俊裕
当院は、診療圏域人口約3万5千人、病床数176、常勤医師数20人の小規模ながらも圏域内で唯一の公的かつ急性期病院です。
現状で腹部手術や緊急内視鏡検査に大きな制約がある中で、腹部症状の救急疾患に対する応需状況の調査を試みたことについて発表しました。
発表を行う松島医師
「地域包括ケアシステムの中核病院として ~4病棟のうち2病棟を地域包括ケア病棟に転換しての成果~」
看護部 井本英実 瀬川幸代 西岡令子
当院は、奈良県地域包括ケアシステムの在宅医療・包括ケア推進プロジェクト地区に指定されています。
また、地域の医療機関としては唯一の公立病院であり、「地域密着型病院」をめざして運営を行っています。
平成26年10月には176床のうち県下最大となる地域包括ケア病棟2病棟87床を開設し、1年5ヶ月が経過しました。
現在、後方支援を中心に順調に経過しており、地域包括ケアシステムへの転換に至る取り組みと現状について発表しました。
発表を行う井本看護師(左)・瀬川看護師(右)