留学生の雇用について
当院では、令和4年8月より留学生の雇用を行っております。
奈良市都祁にあるHAYAMAインターナショナルスクールと連携を取り、現在6名の学生に看護助手として勤務していただいています。彼ら・彼女らは、将来医療系の道に進もうと考え、自国(タイやミャンマーなど)にて介護・看護を学んだ後、更なる専門的分野の学習を行うために留学して来られた方々です。異国・異文化の地で言語学や福祉・看護学を学ぶ傍ら、当院にて会計年度任用職員という雇用形態で勤務しておられます。
当院職員や入院患者さまからも評判が良く、職員からは「忙しい業務の中でも元気に明るく接してくれるのでこちらまで元気になる」、「留学生の方々は私たちの“癒し”です」、「わからないことはすぐに聞いてくれるので安心して業務を任せられる」という声や、入院患者さまからは「待っていたよ」と声をかけていただける、当院にはなくてはならない存在となっています。
将来自国へ帰国し医療系の職に就かれる方、日本に残り介護福祉士・看護師として勤務を考えておられる方など様々ですが、少しでも貴重な経験ができた、将来役に立ったと感じていただけるような期間にしたいと考えております。日本に来て、更には宇陀市立病院に来てよかったと思っていただけるように当院も精いっぱい取り組んでまいりますので、院内でお見かけされた際にはお声がけいただけますと、本人達にとっても励みになります。